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学振?国研ツアーを実施しました(法学部?高木ゼミ、大塩ゼミ、貝森ゼミ)

2023年8月31日、法学部高木ゼミ?大塩ゼミ?貝森ゼミ合同で、日本学術振興会と国立教育政策研究所の見学を実施しました(日本学術振興会は希望者のみ)。
日本の研究支援や教育政策への理解を深めること、さらには公務員の仕事を知ることなどを目的としています。

日々の業務内容や研究?教育政策の現状や課題をはじめ、公務員を目指す上でのポイント、大学時代の過ごし方まで幅広いお話を伺え、学生たちも大いに刺激を受けた様子でした。
国立教育政策研究所教育図書館では貴重資料や様々な時代の教科書を間近で見ることができ、とても貴重な体験となりました。
なお、蔵書の一部については以下のサイトから閲覧することも可能です。

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以下は学生からの感想です。

?【日本学術振興会】
説明を受け、学術振興会の働きを深く知ることができました。中でも研究者へのサポートの手厚さは素晴らしいと思いました。特別研究員として年間5千人を超える若手研究者の支援をし、日本の未来を担う研究者をサポートすることはとても大事な役目であり、縁の下の力持ちのような素晴らしい職業だと思いました。また、支援を受けられない研究者も多くいると聞きました。もっと多くの研究者が活躍できる場を作ろうと努力していることも知れたのでとてもよかったです。

学術振興会に行っていちばん印象に残ったことは日本の研究者に多大な支援をしているということです。海外での研究やさまざまな研究に対して支援をすることで未来投資している事や、日本の学業に大きく貢献していることに驚きました。

学術振興会では、hopeミーティングのお話が印象に残った。そういったすごい方達のサポートまでやっていることを知った。日本は、世界に比べても、学習環境が整っているのかは、まだわからないが、日本にも日本の良さがあることを感じられました。

仕事内容や大学時代の話など様々なお話を聞けてよかったです。大学生のうちに英語を勉強しとくべきとおっしゃっていたので英語力をつけてより視野を広げられるようにしたいと思いました。

【国立教育政策研究所】
「国の機関で働くことのやりがいは何ですか」という質問に、「すれ違う子供たちや学生が楽しそうにしている様子を見た時」と回答されていたのがとても印象的でした。直接的に学校教育に携わっているわけではなくとも、市民の笑顔をやりがいだと感じられる素敵な仕事だなと思いました。

自分たちが何気なく受けていた学力調査が、深い意味合いを持っていたということを知りました。正直、受験当時は「こんなものを受けさせて何になるんだろう」と思っていたのですが、教育は国を発展させる根幹になるんだな、ということを改めて感じました。

国立教育政策研究所では、様々なお話を伺い、施設を案内していただいた。その中でも、昔から今までの教科書を見たときは、すごく驚いた。昔の教科書はほんとに想像していた通りの教科書で、その量にも驚いた。昔の教科書をめくってみると黒の筆で消されている箇所を何個か見つけた。気になってお話を聞いてみると、戦争に負けた後に筆で文字を消し、今までとは違う教育をしていたことを聞き、戦争を少し身近に感じることができた。そういったものが現在まで残されており、実際に見ることは滅多にできない経験だと思った。また、国立教育政策研究所は、勉強のことばかり研究して固苦しい場所なのだと思っていたが、実際はスポーツの研究所もあり、様々な研究をしている方がいることを知った。

図書館の倉庫には莫大な数の書籍が収められており、現代の教育は研究の結晶なのだということを感じられました。また、今まで受けてきた学校教育にある背景や目的を知ると、国の発展に繋がっていくことだったんだな、ということが分かりました。

図書室見学で大正から現在まで、海外の文献、新聞、本など多くのものがあり、教育に関わる教材を見ていく中で時代の変化や流れを感じ取ることができました。

ここでは皆で意見を出し、統計を取り、日本の子供たちのために毎日働く方ばかりでとても尊敬できるし、とても興味が湧きました。私たちの今があるのもこの国立教育政策研究所のおかげだということを知りました。

見学中は、世界各国の古い書籍や私たちが小学校から高校まで使用していた教科書なども置かれていて懐かしい気持ちにもなりました。実際に見て、世界で1つしかない書物にも触れることができたのでとても貴重な経験をすることが出来ました。

明治時代や昭和初期に実際に使われていた教科書の実物を見ることができました。特に、君が代は明治時代には既に掲載されていて驚きました。実物を見たり触ったりする機会という意味でも、当時の教育の様子を垣間見るという意味でも貴重な体験だったと思います。

実際に働いている人の日常の業務や生活などを聞けて、身近に感じた。

私が1番印象に残ったことは、今後必要とされる能力?身につけておくべき能力は何かという質問事項の際に、「英語は勉強しておくべき」とおっしゃっていたことです。私は将来公務員を目指していますが、英語力を身につけておくことで、より広い視野を持てることを教えていただいたので、後期から英語を徐々に勉強していこうと思いました。他にも公務員試験やどのくらいから勉強を始めたほうが良いのかなどを実際に聞くことができました。また、指が汚れてしまうほどの昔の教科書が保存されていて、どのようにして昔から現在の教科書になったのかという過程を知ることができました。

見学する前の文部科学省の印象は、「国家公務員」や「硬いイメージ」などと思っていましたが、実際に訪れてみて職員の方のお話を聞いていくうちに、私の中で文科省そのものや国家公務員のイメージが大きく変わりました。そしていざ入館してみると、やはり空気感は引き締まっていて少し緊張しました。今回の見学から学んだことや職員の方からの貴重なお声を無駄にせず、今後の進路活動に役立てていきたいと思います。