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【コモンズ活動】“RKU地域健幸向上プロジェクト”(小出ゼミ)

流通経済大学では、本学が関連する地域との連携を深めるためのアイデア(企画)を学生?教職員から募集しました。
そして、本学学生の参加場面が必ずあって学生の教育に寄与するとともに地域との連携に取り組む6つの活動等について、“コモンズの活動”として支援することにしました。

その中の一つ、小出真奈美ゼミによる“RKU地域健幸向上プロジェクト”が1月中旬に実施されました。小出ゼミの“RKU地域健幸向上プロジェクト”は、本学学生および地域の方が、ヘルス?リテラシー(健康に関する正しい情報を理解し、活用する能力)の向上を通じて、心身ともに健康な生活や幸福感(ウェルビーイング)を確保したり地域発展に貢献したりすることを目指すものです。今回、学生が中心となって2つのイベントを企画立案から準備?運営まで行いました。

①プロギング新松戸(1月13日)
地域清掃(「プロギング」)を通して、本学と地域の人々と結びつきをより強固なものとしながら本学学生を含む地域社会全体のヘルス?リテラシーの向上を目指す取り組みです。「プロギング」は、単にゴミ拾いをするだけではなく、同時にウォーキングやジョギングも組み合わせたもので、地域を綺麗にするとともに運動量も増えて健康にも繋がる一石二鳥の取り組みともいわれています。当日は、新松戸と龍ケ崎の両キャンパスから小出ゼミの1年生17人が、新松戸キャンパス周辺を住民の方々やワンちゃんたちと一緒に清掃やランニングを行いました。約1時間半の「プロギング」では、地域の方々に新松戸の特徴について教えていただいたり、地域の方々が大学に求めていることについて話をうかがったりなど、コミュニケーションをとりながら実施しました。

参加した学生からは、「ゴミを拾うルートやボスター作成などいくら準備をしたと思っていても、当日のトラブルや準備不足と思った点が多くあった。どんなトラブルがあるか想定することと、入念なリハーサルはとても大事だと感じた。地域の方との交流は普段知ることのできない話やどのようなことをしてほしいかがわかり、とても貴重な時間を過ごすことができた。 今回の縁を大切にし、どのようなことをすればより新松戸が良くなるかを考え、地域の方と協力してなにか出来ればいいなと思った」(佐藤律綺:経済学部経営学科)、「普段はゴミを拾う目的で歩くことがないため、そこまでゴミが気になることはなかったが、ゴミを気にして街を歩くと意外とゴミが多くて驚いた。いつも龍ケ崎キャンパスに通っているが、今回、新松戸キャンパスの学生とプロギングを通してコミュニケーションをたくさん取ることができた。またな機会があれば積極的に参加していきたい」(箕浦優夢:法学部法律学科)といった感想が寄せられました。地域の方々からも「大学のイベントに参加する機会はあっても、学生とこうして交流できることは少ないため、とても嬉しかった」といった声が聞かれました。

②朝食配布(1月16~18日)
新松戸キャンパスに通う本学学生を対象に、朝食を無料配布し朝食の重要性を周知することを通じて、望ましい生活習慣や学習習慣を確立するサポートをする取り組みです。小出ゼミで実施した事前調査では、健康のためには朝食は重要と認識している反面、1人暮らしやアルバイト中心の生活、そして環境の変化といった様々な理由から、毎朝朝食が摂れていない学生がいることが明らかになりました。そこで、朝8時から約1時間、朝食(パンと飲み物)と朝食の重要性を知らせるリーフレットを無料配布するとともに、“無料朝食”に関するアンケートも実施しました。

朝食を受け取った学生からは「今後も朝食の配布を継続してほしい」といった声が多くみられました。一方、イベントを主催した学生からは「生活環境の変化により朝食を取ることが難しい学生の健康の為に朝食を配ろうという活動を行った。思っていたよりも多くの人に手に取ってもらい、また笑顔を沢山見ることができて活動を行って良かったと感じることができた。この活動の期間が終わった後も自主的に継続して朝食を取ることが出来るようになる事で、この活動の目的が果たされるのかなと思った」(武田尚樹:経済学部経営学科)といった声が聞かれました。