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スポーツ健康センター主催:熱中症対策セミナーを開催しました

各地で記録的な暑さが続くなか、流通経済大学龍ケ崎キャンパスでは、スポーツ健康センターが主催して、7月22日(月)に「熱中症対策セミナー」が開催されました。スポーツ活動中に発症する熱中症は、生命にも関わる危険性があります。そのため暑熱環境下でも安全に運動するために、指導者や選手が正しい知識による予防と対策を理解しておくことが大切です。今回のセミナーでは、公益財団法人日本サッカー協会の中村大輔さんを講師に迎え、学生や部活動指導者などが、科学的根拠に基づく解説を受講しました。
中村さんは、手のひらのAVA血管(Arteriovenous Anastomoses)の冷却が、血液の循環によって体温を下げる効果があることや、運動後の水分補給に牛乳(タンパク質)の摂取が水分バランスの回復に効果があることなどを、データを用いてわかりやすく説明。また、競技団体で活用されているアイススラリーを参加者が試飲して、一時的に体温を下げる効果を経験するなど、理論と実践を含めた内容によって理解を深めることができました。