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西田ゼミでフィールドワークを実施―東京ドームシティ?八幡の藪しらず

地域人間科学科3年の西田ゼミは今年度、2つの研究グループに分かれ、特定の場所と地域との関係を調査しています。8月19日と20日にそれぞれフィールドワークを行いました。

1つ目のグループが行ったのはJR水道橋駅前にある東京ドームシティ。かつては後楽園球場、その前には陸軍の工場、さらに前、江戸時代には水戸藩の藩邸だったこの場所は現在、読売ジャイアンツのホーム球場である東京ドームを中心に、遊園地、格闘技施設、馬券売り場、ボーリング場、アイドルが日々公演を行う劇場、温泉施設など、実に多様な施設が集められています。学生たちはここに来る人や周辺の住人にとって東京ドームシティどのような場所なのか、周辺を歩き回り、資料を集めて検討しています。

                           東京ドームシティ

もう1つのグループが行ったのはJR本八幡駅より歩いて数分、市川市役所前にある「八幡の藪知らず」(不知八幡森)です。実は心霊スポットとしても知られるこの場所は、足を踏み入れてはならない「禁足地」なのです。その由来は様々な歴史書で記され諸説あるだけでなく、八幡の藪知らずにまつわる民話も複数あります。つい最近でも「人が神隠しにあった」といううわさがインターネットで出回っています。なぜ「禁足地」にまつわる多くの由来が生み出され、現代でもうわさが飛び交うのか、学生たちは検討を重ねています。

                            八幡の藪知らず

この調査の成果は12月にいろいろな大学の社会学を研究しているゼミが参加する「社会学合同セミナー」で報告されます。どのような成果が生まれるのか、乞うご期待です。